1月9日読了時間: 1分
政治・行政に携わる人が心掛けなければならない事ーその9
国ゃ都道府県、市町村で一番大事な仕事はなにか
2024年12月14日読了時間: 1分
円安の原因は大学の法人化?
経常収支黒字でも、キャッシュフローが赤字。課題の長期行革の影響のところをお読みください。
2024年12月11日読了時間: 1分
日本の経常収支黒字でも円安続く理由
JETRO出身の著者が新しい視点を提供。2013年頃から日本経済の構造が変わってきた
都道府県や市町村、また国も含めた1つのエリアの中には、お金持ちから貧者、子供から高齢者など多様な人々が暮らしています。地域や国の経営を進めるということは、そういう多様な人々が、その暮らしの中でそれなりに安心感と満足感をもって過ごせるように、産業のみならず福祉、教育、医療健康、文化、環境などまさしく360度の方位を持つ施策・事業をバランスよく遂行していくことだと思います。
福祉施策が単に福祉の分野だけでなく、経済にも大きく影響を与えるように、一つの行政政策は単にそれが直接かかわる分野だけにに影響を与えるのではなく、さまざまな構成員それぞれに多かれ少なかれ影響を与えていきます。政策担当者は常にそういうことを前提として政策形成を進めることが求められています。しかしながらなかなかそういう総合的な影響を把握するための手段が用意されていないのが現状です。地域や国の経済を多面的・総合的に捉え、そのシステムを明らかにしていくような研究が不可欠と私が考えるゆえんです。
この場は、従来の経済学・経営学をはじめとする社会科学や関連した情報科学、自然科学を含めた知見を、公共の福祉の向上という先の目的遂行のために、場合によっては改めて発想の転換をしていただいたうえで議論をしていただき、これからの日本や地域の在り方に新たな道筋を示す一助になれば幸いと思い、もうけた次第です。すなわちこの場は「行政関係者と研究者がお互いの課題と研究成果をだしあって議論するきっかけを作る場」にしたいと思います。
(研究会のロゴマークにご注目ください。日本列島を360度回転していますが、その趣旨は、エリア経済経営という課題は360度、あらゆる角度から考えてくださいという願いを込めたものです。)
このため、
1)最初のきっかけとなる議論の課題を私が提案。それに関する意見・反論等はその課題欄に書き込みください。
2)それ以外の課題については「その他の課題」欄に書き込み、上記と同様に。
3)ホームページの閲覧は自由ですが、書き込みは別途登録された方に限ります。登録に費用は掛かりません。
エリア経済経営研究会
代表 神田 榮治
エリア経済経営研究会
所在地:神戸市東灘区
【課題1】
負担と受益の望ましい割合について
2~30年前まで日本は世界的にも平等な国のひとつとして考えられてきました。その後どんどん格差が拡大するのと経済停滞とがあたかも同時並行で進んでいるのは、果たして偶然か必然か考える必要があると思います・・・
行革は時代の変化に対応して執行体制等を改編することが本来のあるべき姿だと私は思います。しかし日本では国・地方を問わず、特に国の実態的な制限を受けている地方にとっては特に、ここ30年の長期にわたり、まず減らすための行革が続いています。異常なことであり、経済の足を引っ張っていることは間違いありません・・・
私の経験から言って製造業等に対する促進施策は、実行は別として考えやすいのに対し、3次産業に対する促進施策は補助金等の直接支援、規制緩和等の間接支援含めてなかなかこれといったものがなく、また成果を図りがたいと思います。国・地方ともGDPの6割強を占める3次産業に対する経済政策はなにが望ましいのか考える必要があります・・・
日本のGDPに対する税負担は、諸外国に比べて相当低い水準にあるにもかかわらず、増税に対する国民の抵抗感は強く、増大させなければならない支出を無理やり抑えたり、将来世代への転嫁でお茶を濁す状況が国・地方ともに続いています。果たして負担と受益の望ましい姿はどうかを早急に考える必要があります・・・
【課題2】
格差の程度と経済発展の差
【課題3】
三次産業への経済政策の在り方
【課題4】
経済を苦しめる長期の行革