このことを経験したことによって、事前の準備がいざという時に慌てず、何とか対応することに繋がったのではないかと感じている。なお、中国はこの時も患者対応の病棟を急遽建設したと聞いた。ただし、当時は今回に比べかなりお粗末な病棟だったようだ。経済発展の賜物か。また、騒ぎが一応収まった翌年、兵庫県立大学が主催して災害看護の国際会議を開催した時、広州市の大病院の総婦長さん(この人はナイチンゲール賞ももらった人)の話を聞いてびっくりした。当時その病院では、サーズ対応の看護師は1日4時間勤務にしたという。24時間では6交代ということになる。日本では今でもそうだと思うが、こうした勤務につくスタッフはで来るだけ限定するというのがふつうである。4時間勤務にしたというのは、原因の分からない疾病に対応するスタッフはできるだけ元気を保つ状態にしておくことが感染を防ぐことに繋がるという考えのようだった。さすがに人口の多い中国だと感心した。
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