2013年頃を境に日本の経常収支が黒字にもかかわらず円安が続くのはなぜか。JETRO出身の著者が新しい視点を提供

２１世紀になってから理論的にも明らかになったことからいえること

この世は複雑です。一つの施策が他に重大な影響を与えることがあります。必ず心得ないととんでもないことが起こりうるということを常にわきまえましょう

古今東西の国家が、なぜ衰退し、また、なぜ反映しているかを、国民の多くが政治や経済の変化にかかわれるかどうかという基準で分類したもので、今の日本や地域について考える際にも大いに参考になるものです。また、組織の活性化についても構成員の自発的な行動が期待できるような体制か 、独裁的な体制かについて考えるよすがになるものです。

物事の本質を見誤ると、良かれと思ってやったことが自らの首を絞めるように、じわじわと自らの低落を招く例は多い。例えば日本のこの３０年の大半のようにGDPの２割を占める政府支出を８割の民間が元気のない時に本来は、拡大して民間の補完をしてGDPの成長を目指すべきところを、逆に行革と称して長年にわたってその必然的な増加傾向を阻止し、むしろその６割を占める地方支出を減量したりする愚をおかして結果的に日本のGDPの停滞をまねいたことは返す返すも残念なことである。これと似たようなことを兵庫県の現政府は、必要不可欠な基盤を削って、職員の働き方の質を低下させる処方をやろうとしている。行政組織と行政全体とをとり間違えたまさしく行政全体の首を絞める行為だろう。

携わる国や地域のエリア全体を活性化するためには、そこに住む人の生活を支える経済全体を回すものとしてのお金についての正確な情報を絶えずつかんでおくことが必要。

政治・行政に携わる人が心掛けなければならないこととして、最も大事な人の活用と限られた土地の活用

事実を踏まえての議論が必要。あまりにも抽象的な言葉だけで票をとろうとする行為が目に余る。その典型が維新という党。詐欺的な行為にもなりかねない。

政治・行政の世界と民間の世界は全く異なります。それを踏まえて対応しなければとんでもないことになります。

内田樹さんの論に私は賛成しますが、いかがですか。

ウクライナ戦争を契機に安全保障に対する認識がガラリと変わりつつあります。この際国民一人一人が、そんなことは政治家に任せろではなく、政治家自身もいい加減なので、自分自身で考えておかなければならなくなっています。

死について論理的に考える参考になる本が出ました。

エマニュエル・トッドの「第３次世界大戦はもう始まっている」を読んで、改めて現在の世界の体制構図から戦争の行方、将来世界の展望を考えてみたい。

作家高橋源一郎氏の上記の本について読みました。日本人の戦争に対する無責任ぶりに改めて気が付き、これは戦争だけではなく、共同体としての日本に関する痛烈な批判だと思いました。

現代の戦争は武力を使うだけではなく、それ以前から始まっている。

デジタル化とグローバル化により変わりつつある状況についての考察

戦争のコスト、戦争とマクロ経済、戦争と株価、地政学、戦争とビジネスなどについて改めていろいろ考えさせられる本です。特に日本人が日本の伝統として当たり前のように思っていたものが、実はとんでもない状況下で形作られたものだったとは、と考えさせられます。